前回のFP相談をきっかけに、とりあえず新NISA口座を開設。
これで、投資に向けた「0→1」は達成した。
しかし、問題はここからだった。
いざ投資信託を購入しようと銘柄選択画面を開いてみると、見たこともない商品名がずらりと並んでいる。
……多すぎる。
一つひとつ名前を見てみても、何が違うのか全く分からない。
せっかくNISA口座を開設したものの、このままでは何も選べそうにない。
そこで、2回目のFP相談を受けることにした。
2回目のFP相談
「NISA口座は開設したのですが、商品が多すぎて、何を選べばいいのか分かりません」
正直にそう伝えると、FPさんから一つアドバイスをもらった。
まずは、新NISAの「つみたて投資枠」を選んでみてください。
長期の積立投資に適した、一定の条件を満たす商品に絞られています。
なるほど。
すべての商品から探す必要はなかったのか。
さらにFPさんから、
海外株式や米国株式、国内株式、債券などに分けて投資することで、リスクを分散できますよ。
と教えてもらった。
そこで私が選んだのが、次の3つ。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
- eMAXIS Slim 国内債券インデックス
もちろん、この時点で、それぞれの商品を詳しく理解していたわけではない。
FPさんの話を聞きながら、
「まずは、この3つから始めてみよう」
と決めたのだった。
なぜS&P500を選んだのか
S&P500を選んだ理由は、いたって単純。
おそらく、これから先も世界経済の中心はアメリカであろう。
そう考えたからだ。
もちろん、中国やインドなどが今後さらに成長し、アメリカに迫る可能性はある。
ただ、Apple、Microsoft、Amazon、Googleなど、普段の生活でも名前を聞く世界的な企業の多くはアメリカにある。
どの会社がこれから成長するのかを、自分で見極める知識はない。
しかし、アメリカを代表する約500社にまとめて投資できるS&P500なら、投資初心者の私でも始めやすいのではないか。
そう考えた。
学資保険の返戻金をNISAへ
投資に使おうと考えていたのは、学資保険を解約して戻ってきた約100万円。
まずは、このお金を毎月10万円ずつNISA口座で積み立てていくことにした。
内訳は、
- S&P500に6万円
- 日経平均に2万円
- 国内債券に2万円
合計10万円。
これを10か月続け、100万円をNISA口座に移していく。
……予定だった。
子どもたちをUSJへ
そんなとき、妻が以前、
「子どもたちをUSJに連れて行ってあげたい」
と言っていたことを思い出した。
振り返ってみると、近場へ出掛けることはあっても、子どもたちを連れて遠くまで旅行したことは、ほとんどなかった。
そのとき、以前テレビか何かで聞いた「体験格差」という言葉が頭に浮かんだ。
子どもの将来に備えて、お金を残すことはもちろん大切。
しかし、子どもたちがまだ小さい今だからこそ、家族でできる経験もあるのではないか。
それに、せっかくV60を購入したのだから、一度長距離での乗り心地も試してみたい。
よし、ここは少し奮発して、一泊で行こう。
ただし、使いすぎてしまっては元も子もない。
妻には、
「予算は20万円でお願いします」
と伝え、旅行の計画を立ててもらうことにした。
USJ旅行でのV60の長距離レビューについては、また別の記事で紹介したいと思う。
さらにテレビまで壊れた
ところが、出費はUSJだけでは終わらなかった。
長年使ってきたリビングのテレビが、まさかの故障。
生活に必要なものなので、買い替えないわけにもいかない。
結局、学資保険の返戻金約100万円から、USJ旅行とテレビの買い替え費用を出すことになった。
当初は100万円すべてを投資に回す予定だったが、実際にNISAへ積み立てることができたのは、60万円台。
予定どおりにはいかなかった。
ただ、今になって考えると、これでよかったのかもしれない。
お金は、将来のためだけにあるものではない。
子どもたちとの思い出を作ったり、家族の生活を快適にしたりするためにも必要なものだ。
資産形成を始めたからといって、すべてを我慢するのでは長く続かない。
将来のために備えながら、今の暮らしも大切にする。
そんな当たり前のことを、最初の投資から学んだ気がする。
こうして少し予定を変更しながら、私の人生で初めての投資が始まった。
投資を始めて分かったこと
NISA口座を開設する前の私は、投資に対してどこか特別なものを感じていた。
まとまった知識がなければ始められない。
お金に余裕がある人がするもの。
失敗したら、大切なお金をすべて失ってしまうかもしれない。
そんな不安があった。
しかし、実際に始めてみると、最初からすべてを理解している必要はなかった。
分からないことを一つずつ調べながら、少額から始めればいい。
まずは口座を開設する。
次に商品を選ぶ。
そして、実際にお金を入れてみる。
一歩ずつ進めたことで、私にも投資を始めることができた。
まだ、この選択が正しかったのかは分からない。
それでも、何もしなかった頃と比べれば、確実に一歩前へ進んでいる。
50代から始める資産形成。
決して早いスタートではない。
だからこそ、無理をせず、家族との今の時間も大切にしながら、長く続けていきたいと思う。
※この記事は、私自身の体験や考えを紹介したものです。特定の金融商品を推奨するものではありません。投資には元本割れの可能性がありますので、ご自身の判断と責任で行ってください。


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