50代、人生初の投資へ。学資保険の返戻金で新NISAを始めた話

資産形成
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前回のFP相談をきっかけに、とりあえず新NISA口座を開設。

これで、投資に向けた「0→1」は達成した。

しかし、問題はここからだった。

いざ投資信託を購入しようと銘柄選択画面を開いてみると、見たこともない商品名がずらりと並んでいる。

……多すぎる。

一つひとつ名前を見てみても、何が違うのか全く分からない。

せっかくNISA口座を開設したものの、このままでは何も選べそうにない。

そこで、2回目のFP相談を受けることにした。

2回目のFP相談

「NISA口座は開設したのですが、商品が多すぎて、何を選べばいいのか分かりません」

正直にそう伝えると、FPさんから一つアドバイスをもらった。

まずは、新NISAの「つみたて投資枠」を選んでみてください。
長期の積立投資に適した、一定の条件を満たす商品に絞られています。

なるほど。

すべての商品から探す必要はなかったのか。

さらにFPさんから、

海外株式や米国株式、国内株式、債券などに分けて投資することで、リスクを分散できますよ。

と教えてもらった。

そこで私が選んだのが、次の3つ。

  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
  • eMAXIS Slim 国内債券インデックス

もちろん、この時点で、それぞれの商品を詳しく理解していたわけではない。

FPさんの話を聞きながら、

「まずは、この3つから始めてみよう」

と決めたのだった。

なぜS&P500を選んだのか

S&P500を選んだ理由は、いたって単純。

おそらく、これから先も世界経済の中心はアメリカであろう。

そう考えたからだ。

もちろん、中国やインドなどが今後さらに成長し、アメリカに迫る可能性はある。

ただ、Apple、Microsoft、Amazon、Googleなど、普段の生活でも名前を聞く世界的な企業の多くはアメリカにある。

どの会社がこれから成長するのかを、自分で見極める知識はない。

しかし、アメリカを代表する約500社にまとめて投資できるS&P500なら、投資初心者の私でも始めやすいのではないか。

そう考えた。

学資保険の返戻金をNISAへ

投資に使おうと考えていたのは、学資保険を解約して戻ってきた約100万円。

まずは、このお金を毎月10万円ずつNISA口座で積み立てていくことにした。

内訳は、

  • S&P500に6万円
  • 日経平均に2万円
  • 国内債券に2万円

合計10万円。

これを10か月続け、100万円をNISA口座に移していく。

……予定だった。

子どもたちをUSJへ

そんなとき、妻が以前、

「子どもたちをUSJに連れて行ってあげたい」

と言っていたことを思い出した。

振り返ってみると、近場へ出掛けることはあっても、子どもたちを連れて遠くまで旅行したことは、ほとんどなかった。

そのとき、以前テレビか何かで聞いた「体験格差」という言葉が頭に浮かんだ。

子どもの将来に備えて、お金を残すことはもちろん大切。

しかし、子どもたちがまだ小さい今だからこそ、家族でできる経験もあるのではないか。

それに、せっかくV60を購入したのだから、一度長距離での乗り心地も試してみたい。

よし、ここは少し奮発して、一泊で行こう。

ただし、使いすぎてしまっては元も子もない。

妻には、

「予算は20万円でお願いします」

と伝え、旅行の計画を立ててもらうことにした。

USJ旅行でのV60の長距離レビューについては、また別の記事で紹介したいと思う。

さらにテレビまで壊れた

ところが、出費はUSJだけでは終わらなかった。

長年使ってきたリビングのテレビが、まさかの故障。

生活に必要なものなので、買い替えないわけにもいかない。

結局、学資保険の返戻金約100万円から、USJ旅行とテレビの買い替え費用を出すことになった。

当初は100万円すべてを投資に回す予定だったが、実際にNISAへ積み立てることができたのは、60万円台。

予定どおりにはいかなかった。

ただ、今になって考えると、これでよかったのかもしれない。

お金は、将来のためだけにあるものではない。

子どもたちとの思い出を作ったり、家族の生活を快適にしたりするためにも必要なものだ。

資産形成を始めたからといって、すべてを我慢するのでは長く続かない。

将来のために備えながら、今の暮らしも大切にする。

そんな当たり前のことを、最初の投資から学んだ気がする。

こうして少し予定を変更しながら、私の人生で初めての投資が始まった。

投資を始めて分かったこと

NISA口座を開設する前の私は、投資に対してどこか特別なものを感じていた。

まとまった知識がなければ始められない。

お金に余裕がある人がするもの。

失敗したら、大切なお金をすべて失ってしまうかもしれない。

そんな不安があった。

しかし、実際に始めてみると、最初からすべてを理解している必要はなかった。

分からないことを一つずつ調べながら、少額から始めればいい。

まずは口座を開設する。

次に商品を選ぶ。

そして、実際にお金を入れてみる。

一歩ずつ進めたことで、私にも投資を始めることができた。

まだ、この選択が正しかったのかは分からない。

それでも、何もしなかった頃と比べれば、確実に一歩前へ進んでいる。

50代から始める資産形成。

決して早いスタートではない。

だからこそ、無理をせず、家族との今の時間も大切にしながら、長く続けていきたいと思う。

※この記事は、私自身の体験や考えを紹介したものです。特定の金融商品を推奨するものではありません。投資には元本割れの可能性がありますので、ご自身の判断と責任で行ってください。

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