「納車まで約1か月です。」
セールスからそう告げられた。
車好きなら分かってもらえると思う。
この1か月は長いようで、あっという間だ。
毎晩WEBカタログを開き、YouTubeでV60の動画を見る。
気付けば、頭の中はV60のことでいっぱいだった。
その一方で、長年乗ってきたBMWとの別れも少しずつ近付いていた。
最後の洗車
納車の日。
私は毎回、愛車との最後の日には必ず洗車をする。
「今までありがとう。」
そんな気持ちでスポンジを動かす。
妻の一言がなければ、このBMWにはまだまだ乗っていただろう。
最後のドライブを楽しみながら、ディーラーへ向かった。

デニムブルーとの初対面
ショールームへ入ると、そこには納車を待つ私のV60が置かれていた。
サンプルでしか見たことがなかったデニムブルー。
実車を見ると想像以上に良い色だった。
「やっぱりこの色にして正解だった。」
妻も
「なかなかいい色だね。」
と気に入ってくれた。
実はBMWを購入した時、ガンメタのボディに青いブレーキキャリパーを付けようとして妻に猛反対されたことがある。
今回のデニムブルーは夫婦そろって納得の一台だった。

ボルボらしい安心感
必要書類へサインを済ませると、いよいよ操作説明が始まった。
最後に案内されたのが、ボルボのコールセンターとの開通確認だった。
「これより全力でサポートさせていただきます。」
オペレーターの方からそう声を掛けてもらった。
BMWにもSOSコールは付いていたが、実際に会話をすることはなかった。
直接話せるだけで、安心感がまるで違う。
事故などで衝撃を感知すると、自動でコールセンターへ連絡が入り、必要に応じて警察や救急、保険会社まで対応してくれるという。
「家族を乗せる車」として、この安心感は何より大きかった。

ボルボは車だけじゃなかった
納車セレモニーが終わると、一か月点検の予約をすることになった。
その時、セールスから思いもよらない提案があった。
「点検には1時間ほどかかりますので、その間にFPへお金の相談してみませんか?」
老後資金。
子どもの教育費。
家計の見直し。
気になることなら何でも相談できますよ。
正直…
全部気になる。
でも心のどこかでは、
「車なんて買ってる場合じゃないですよ。」
と言われるんじゃないかと少し不安だった。
それでも、せっかくの機会なのでお願いすることにした。
このFPとの出会いが、私の資産形成の考え方を大きく変えることになるとは。
次回はいよいよ、人生で初めてファイナンシャルプランナーへ相談した日の話を書こうと思います。



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