【VOLVO V60購入編③】~試乗~

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「もし、よかったら試乗してみますか?」
これは、車好きには殺し文句だ。

ほんの少し前まで、「今日は見るだけ、久しぶりのセールスと話をするだけ」
と思っていたはずなのに、その一言で気持ちは一気にはずむ。

試乗したらやばいと思いながらも、断る理由はない。

用意されたのはV60ではなく、S60だった。
これはこれでまた線が美しかった。

キーを受け取り運転席に乗り込む。

ドアを閉めた瞬間、外の音がスッと消える。

静かだ。

ただ静かなだけではない。
どこか”守られている”ような安心感がある。

シートに体を預けると、自然と姿勢が整う。
無理に合わせるのではなく、車の方がこちらに寄り添ってくる感覚。
VOLVOのシートは整形外科医と共同開発されているときいたことがある。
この時点で、もう少し驚いていた。

エンジンをかける。

ドルゥゥン、という小気味よい音とともにエンジンが始動する。

ゆっくりとアクセルを踏み込むと、大きなボディがスッと前に出る。
重さを感じさせない滑らかさだ。

それでいて、どこか余裕のある加速。

BMW218dとは、まったく別の乗り味だった。
BMWは「走る楽しさ」を前面に出してくる車。まさに
「駆け抜けるよろこび」である。

それに対してVOLVOは「移動そのものの質」を高めてくる。
速さや刺激ではなく、時間の流れが変わる感覚だ。

少しスピードを上げてみる。
直進安定性がたかい。
ハンドルも適度な重さがあり、無駄な力を入れる必要がない。

ただ軽く添えているだけで、車がまっすぐすすんでいく。
これなら長距離の移動も疲れないだろうし、むしろずっと走っていたくなる。
途中、少し踏み込めるところがあった。
セールスに「踏み込んでもいいですよ」と言われたので、目一杯踏んでみた。
ここでも心地よいエンジン音とともにシートに押さえつけられる加速感。
静かなだけでなく、走りもしっかりしている。

ふと、「こいつでゴルフにいったらどうだろう」「家族で出かけたら、どんな時間になるだろう」
完全に”所有する前提”で考えていた。

楽しかった試乗が終わり、ショールームに戻り再びV60を見る。
やはり美しい。

さっきまでの「いい車だな」という感覚とは別に
今はもう、はっきり「欲しい」と思っていた。

そして同時に現実的な問題も浮かんでくる。
「いったいいくらなんだろう」

この時点で完全にスイッチ(私の悪い癖)は入っていた。

次回、いよいよ現実と向きあうことになる。
価格・装備・そして決断へ。

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